趣味の世界

文鎮化したDropad A8。
FWの更新で直るかと思いOFW 1010をインストールしてみる。
インストールは正常な時と同様に進行し完了。
シャットダウン。
再び電源キーをオンするとやはり起動画面でフリーズ。
別のFWで試してみようとCFWのgenesis 3.0　2.1.1をインストールしてみる。
電源をオンすると起動画面がgenesisに変わった。
期待したが、残念ながら起動画面でフリーズ。



完全に文鎮化してしまったようなので、思い切って殻割りすることにした。
ドライヤーで温め、角に吸盤を貼付け、引き上げると意外にも簡単に裏板がめくれ上がる。
プラスチックの薄いペーパーカッターを隙間に入れ、少しづつ剥がしていき、裏板を剥がした。
次に＋の時計ドライバーで黒いプラスチック板を外す。
プラスチック板にはスピーカーと無線LANの安っぽいアンテナが付いているので線を切らないようにそっと取り扱う。
基板にはNANDチップが実装されていた。



microSDを見ると押さえの金属板が浮き上がっている。
これはと思い、金属板を上げてmicroSDを動かし、再び金属板を下ろしてスライドさせて固定してみた。
この状態で電源SWをオンにして電源キーを押すと、genesisが起動、動作した。
試しにmicroSDを取り外して電源キーをキーを押すと、起動BMP画面でフリーズ。
文鎮化の状態が再現した。
再びmicroSDをしっかり固定すると正常起動する。
今回の文鎮化の原因は振動で固定金属板がずれmicroSDが接触不良を起こしたのではないかと思う。
製造時から正しく金属板が固定されていなかったのかもしれない。
取り敢えず動作するようになったのでプラスチック板を元に戻し、裏板を貼りつけて完了。
ちなみに内蔵microSDはメーカ不詳の4GB class4だった。



さて動作するようになったDropadだが、起動画面はgenesisなのだが、動作は先のOFW 1010のまま。
アプリもインストールされたままである。
起動画面はNANDメモリにインストールされるのかも。
試していると、設定に幾つかおかしい所がある。
再設定できない項目もある。

ということで改めてgenesisをインストールし直した。

genesisは動作が軽快で表示も見やすい、WiFiも明らかに早くなっている。
3.0UIはOFWの方が見た目は良いが、動きは圧倒的にgenesisが勝る。

今のところ不具合は一切ない。
文鎮化で一度は諦めたが、逆に安定した高性能を手に入れることができ大満足。

この状態が長く続くことを祈ろう。