イングラム稲穂でチヌ釣り

メガランク

2012年10月21日 22:20

イングラム稲穂の極軟調子を味わうにはやはり大きめのチヌが良い。
妻鹿7番に行く事にした。
朝5時50分乗船客は40人ほど。
釣りシーズンに入ったので客が多い。
多くの人が8番で降り、7番中は5人。

早速イングラム稲穂で釣りを始める。
仕掛けは上ウキG3、下ウキ000、G7 2個段打ちの全遊動。
撒き餌は制覇チヌ、チヌ煙幕にオキアミ3kg。
刺し餌はオキアミとコーンを準備。

7番も豆アジが湧いているということなので、先ずは撒き餌をせず、オキアミ付け餌で竿1本くらいのところに投入。
仕掛けが立ち下ウキが動き始めたところで撒き餌をかぶせる。
下ウキが見えなくなりかけのところで、ジワーと上ウキが入り、軽く合わせる。
とにかく柔らかく、竿が円弧を描いているのが分かる。
チヌのグングンという引きは竿が吸収するようで、普通の竿より手元への伝わりが鈍い。
特に3、4、5番が大きく曲がる。
寄せるために竿を立てると、テトラに掛かるので取り込めない。
このままではテトラの中に入り込まれそうなので、ブレーキを緩めて魚を沖に出して浮かせ、先端のテトラまで降りて取り込むことにした。
釣り座が水面に近くなるとハリスを2ヒロにしていたので、竿を立ててもなかなかチヌの顔を出せない。
少しテトラに入られながらようやくタモ入れ。
釣ったチヌは僅か32センチだったが、大物とやり取りしたような満足感があった。

1投目でチヌが釣れ幸先の良いスタート。
ハリスがテトラに擦れ傷んだので、先端をカットして1.2ヒロ位にした。

2投目、既に豆アジが寄ってきている。
ここからは豆アジとの戦い。
豆アジでもイングラム稲穂はよく曲がる。
周りから見るとチヌをかけているように見えるに違いない。

8時過ぎ、やや遠目に投入した仕掛けがスーと入る。
合わせると、竿が手元からグニャと曲がる。
かなり重いのでボラをかけてしまったかと思ったが、その後グングンという引きでチヌと分かる。
なかなか寄らず、魚体を見せない。
そこそこのサイズだろうと思い、楽しむことにした。
竿の曲がりを見ると1、2番はほぼ直線、 3,4,5はほぼ同じ曲がりをしている。
びっくりしたのは元竿も曲がっている。

5分ぐらいやり取りを楽しんだところで、ようやくチヌが頭を出した。
タモで掬って満足。
46センチの丸々太ったチヌだった。

この後、37センチと32センチを追加して終わり。
他に、29センチのグレと18センチのサンバソウ。
釣れた付け餌は全てオキアミ。
エサ取りが多くコーンも使ったが釣れるのはフグばかり。
時々ハリスを切られるので、ほとんどオキアミで釣りをした。



パワーがなく浮かせることが不得意の竿なので、一気にテトラに入るグレにはこの竿は向かない。
今日はグレに5回ほどハリスを切られた。

とは言え、チヌとのやり取りが本当に楽しい竿だと思う。
期待以上の竿です。


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